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香典返しにもカタログギフトが選べる

冠婚葬祭のうち、礼儀知らずともいわれるのが香典返しをしないことです。結婚祝いとして挙式や披露宴をしたのならば、必ず引き出物をその場で手渡すので、品を忘れることはしないでしょう。もちろん、カタログギフトを引き出物に選んでいる新郎新婦もいらっしゃいます。最近では、自由葬という言葉も周知されるようになり、家族葬や直葬なども執り行われるようになりました。会葬者も身内や親しい友人までということがあって、香典を包まない葬儀もありますし、遺族の気持ちを察して香典返しを不要とする方もいらっしゃいます。しかし、お悔やみに来てくれた方に対してお礼の気持ちを現すのはマナーですから、3千円未満でも構わないのでカタログギフトを贈るようにしましょう。喪に服しているからこそ、外出があまりできませんからカタログギフトを郵送するだけなら負担もかかりません。最近では、葬儀業者がカタログギフトの手配も担ってくれます。カタログギフトではどんなものが選ばれるのかといえば、消え物になります。ですから消耗品(日用品)です。タオル・寝具類は評判も上々なようです。

親戚のおばさん、おじさんにはシルク混綿毛布を贈りたいのなら、カタログギフトにも掲載されています。葬儀で、しかも香典返しとなるなら、年齢からいえば高齢の方へのお返しになることも予想できます。そうした高齢の方にも使ってもらえる落ち着いたデザインで、品質の良いものがカタログに掲載されています。職場の同僚の男性への香典返しになら、有名ブランドのタオルセットが喜ばれるのではないでしょうか。大人な男性に似合うシックなデザインと色合いなど、カタログギフト選びでは重要な点ですから、お返しに贈るにしてもカタログの中身はしっかり確認しましょう。同じ3千円台であっても、中身の内容はかなりの差があります。先にあげたようにブランドそのものが知れていたり、ブランドはそこそこでもオシャレで高級感があれば、お返しには恥ずかしくないでしょう。

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